松虫姫鈴虫姫和讃
和讃(わさん)とは、和文で仏・菩薩や仏教の教え、寺の由来、あるいは先徳の伝記や行蹟などを讃歎した歌のことをいい、訓伽陀・御詠歌と並ぶ仏教讃歌のひとつです。
『安楽寺松虫姫鈴虫姫和讃』は、その題名が示すように、安楽寺の縁起について述べた和讃です。つまり後鳥羽上皇の女官であった松虫姫と鈴虫姫が、安楽寺の開山である住蓮上人と安楽上人のもとで剃髪染衣(ていはつぜんね)を求め出家するいきさつが、七・五調の句を重ね、美しい調べにのって語られています。
安楽寺の由来物語と照らし合わせてご覧ください。