安楽寺地蔵縁日安楽寺2015.09.04
安楽寺の「くさの地蔵」さまは、古くから皮膚病や腫瘍平癒にご利益があると信仰されてきました。平成三年(1991)の解体修理で胎内に墨書銘が認められ、鎌倉時代中期の正嘉二年(1258)五月二日の作の木造であり、作者も慶派の仏師であることが判明いたしました。
安楽寺には「くさの地蔵」さまへの願掛けやお礼に奉納された古い柄杓(ひしゃく)がたくさん残されています。
「柄杓」には北斗七星にかたどられ、世界中の神話に神聖な道具として登場するものです。
2015年5月2日、地蔵堂が再建され開眼供養を受けられたお地蔵様のお膝元で「地蔵縁日」も150年ぶりに再開されました。お地蔵様の誕生日にあたる毎月2日は安楽寺の「地蔵縁日」にどうぞ皆様お誘い合わせてお参りください。