「琉球弧の石巡礼~沖縄本島の聖なる石(グスク・ウタキ・ガマ・拝所)を訪ねて」安楽寺2023.06.05
「琉球弧の石巡礼~沖縄本島の聖なる石(グスク・ウタキ・ガマ・拝所)を訪ねて」
巨石ハンター須田郡司・石の語りべ(スライド&トーク)
日時:6月21日(木) 2023 夏至
(受付13:30)14:00~17:00
会場:住蓮山安楽寺
京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21
料金:2.000円
ここ1ヶ月あまり、沖縄本島のグスクを集中的に巡っている。
一昨年、10数年ぶりに那覇市で写真展をした際、宮古島と沖縄本島のいくつかの聖地を訪ねた。その時、聖なる杜やウタキ、拝所の奥深さに衝撃を受けた。
かつて学生時代6年間住んだ沖縄、卒業後も何度も通っていた沖縄ではあるが、おのれが知っていた世界は、ほんの僅かだったことに気づかされた。それと同時に、琉球弧の聖なる場所をきちんと見なければ、との思いから今年の3月末、琉球へ移住した。
活動拠点の北中城村から周辺の市町村のグスク、ウタキ、拝所を巡れば巡るほど、その圧倒的な聖地性に驚くと同時に、その奥深さに魅了されてゆく。
グスクとは、琉球列島に分布する遺跡で、グシク、スクなどとも呼ばれ、その数は200~300と推定される。1970年代にグスク論争が展開され、按司居城説、聖域説、防御集落説が提起された。グスクの中には、ウタキと呼ばれる拝所が祀られている。
拝所には、人為的な石灰岩の石積、ガジュマルやクバなどの樹々と石が融合するの杜、イビと呼ばれる石など。そこには何か特別なモノがあるわけではない。逆に、何もないことにより自然そのものの崇高さを感じることができ、アニミズムの聖域が顕現している。
今回の石の語りべでは、沖縄本島のグスク・ウタキ・ガマ・拝所などの聖なる石の世界を映像で紹介し、そこで感じたことや魅力をお伝えします。
【プロフィール】
須田郡司 すだ・ぐんじ
1962年群馬県生れ。北中城村在住。巨石ハンター・フォトグラファー・石の語りべ 。日本各地や世界50カ国以上を訪ね、聖なる石や巨石を撮影。「石の語りべ」として全国を巡り、その魅力を伝えている。「琉球孤の聖なる石を訪ねる」ツアーを開催。主な著書に写真集『石の聲を聴け』(方丈堂出版)
http://www.sudagunji.com
【Timetable】
13:30 開場・受付
14:00 開演・住蓮山安楽寺由来
14:15 須田郡司スライド&トーク
15:45 石笛演奏・水晶演奏
16:15 お茶会
17:00 終了
巨石語りべ 須田郡司
安楽寺ご住職 伊藤光順
石笛演奏・宝石すくい 谺堂 守山鷲声
題字 林まゆみ
水晶演奏 岡田路世
【申し込み方法】
必要事項を明記の上、お申し込みください。
予約・お問い合わせ
https://konoenoko.jimdo.com/contact-link
件名:「須田郡司イベント」
お名前、ご連絡先、ご予約人数
*ご予約なしでも御来場出来ます。
お菓子は限りがあります。宝石すくい券配布14名様。
【会場へのアクセス】
哲学の道より一本山際の、通称“隠れ道”に面しています。法然院さんの南側。
石段の上に見える山門が目印です。
「真如堂前」バス停から徒歩約10分です。
京都駅から:市バス5系統「岩倉操車場」往き「真如堂前」下車
四条河原町から:市バス203系統「祇園・錦林車庫」往き「真如堂前」下車
住蓮山安楽寺
http://anrakuji-kyoto.com
表紙写真
我如古グスク近くのガジュマル:宜野湾市
1、島根殿(シマニドゥン):北中城村
2、大城グスクの立石:北中城村
3、大城グスクの立石:北中城村
4、安慶名グスクの石積:うるま市
5、中城若松の墓:北中城村
6、藪地洞穴遺跡(ジャネー洞):うるま市
守山鷲声
http://moriyama-shusei.jp/diary/diary.html
このえのこ
http://konoenoko.jimdo.com