鹿ヶ谷カボチャ供養安楽寺2024.07.22
中風まじない
鹿ケ谷かぼちゃ供養
令和六年七月二十五日(木)
九時から十五時まで
おひとり一〇〇〇円
当日ご参拝されたお方に、煮炊きされた鹿ヶ谷カボチャを食べていただき、中風にならないよう祈願する行事です。
鹿ヶ谷カボチャは、寺伝によると、寛政年間をはじめ(1790年頃)、京都の栗田に住んでいた玉屋藤四郎(たまやとうしろう)
が青森県に旅行した際にカボチャの種をお土産に持ち帰りました。鹿ヶ谷の庄米兵衛に与え、当地で栽培したところ、突然変異
して、ひょうたんの形になったといわれています。
この頃、当寺の住職、真空益随(しんくうえきずい)上人が本堂でご修行中、ご本尊阿弥陀如来から「夏の土用の頃に、当地の
鹿ヶ谷カボチャを振る舞えば中風にならない」という霊告を受けられたそうです。以後7月25日に供養日を定め、今日にいた
っています。220年続く伝統行事です。